「小型のカホンを作ってみよう/カホンの試奏」2018.10.14

昨日に引き続き、今日もカホンを作ります。メンバーは昨日とは異なります。

今日はメンバー少なめなので、ゆったり作っています。

小型なので低音増強効果を狙ったバスレフ方式のパイプ。
セリアの紙パイプを切って、ハンマーで叩いて板に装着。

やさしーく叩く人、まっすぐ入って行かず、歪んで気にする人、元気よく叩く人、作り方でも個性が出ますねー。

裏の板の補強用のブレーシングにボンドを塗っています。
この後、釘打ち機で補強します。
そういえば、昨日参加してくれた2名の女性、「パシュン」という釘打ち機の音がするたびにクスクス笑っていました。「箸が転がるだけでも面白い年頃」とはよく言ったものです。彼女たちは確かハタチ前後。

ドライバーを使って、裏板をネジで止めていきます。
彼はこの作業がとても好きなようでした。

午後からはそれぞれが作ったカホンで試奏。

「カホンの基本レッスン」などYouTubeの動画を見ながら試奏。
ほぼカホンを叩けない私自身も一緒に挑戦してます。
動画を止めて、ゆっくりリピート。これはなかなか楽しいかも。

鳴らさなければただのハコ。せっかく作ったので、また持って来てもらって楽しく鳴らせるような時間も作りたいなって思いました。

「小型のカホンを作ってみよう/ペルー音楽」2018.10.13(土)

午前中はカホンを作りました。

音楽をやってない人にとっては「カホンって何だ?」ってなりますよね?!
なので、最初にカホンとは何だろう?というのがわかる動画をみんなに見てもらいました。

製作はとってもスムースだったのですが、あまり写真を撮る余裕がなくて画像は少なめです。ゴメンナサイ。

木工用ボンドで貼り合わせていきます。時間短縮のため、deco boko BLUES改装時に購入した釘打ち機も活躍。

はみ出たボンドを雑巾で拭いていきます。

この後、内側に「バズ音」を出すための部品をグルーガンで接着。叩く側の裏の面は一応修理や調整が可能なように、ビス留め。
その後紙やすりで角や表面を滑らかにして完成。

試奏の時間は取れなかったのですが、いつか「カホンの叩き方」の企画もやりたいなあ。

 

午後からは、「INTI del Peru(ペルー文化センター)」の方たちに来ていただき、ペルーの音楽、舞踊を披露していただきました。
「“Hola(オーラ)」でお出迎え。午前中に遊びに来た方に教えていただいたペルーのご挨拶。

色鮮やかな衣装、刺繍。染色は現地で採れる自然のものを原料にしているそうです。 ペルーの国内でも、地域や民族によって様々な音楽、衣装があるそうです。

自分の携帯でもバッチリ写真を撮っていました。

アマゾン川の方の民族舞踊。

最初は言葉や外見の違いで少し怖がっていた彼。でも時間が立つにつれて、「一緒に写真を撮りたい」とリクエスト。終わってからも自分の携帯でツーショット写真をお願いしていました(笑)。

ラストは、みんなで輪になって、フォークダンス風?の踊りを一緒に踊りました。

レインボーマウンテンの話、普段食べている野菜でペルー原産のものがたくさんあること、などペルーのいろいろな話も聞かせていただきました。

参加者のみんなは、最初から積極的に話をしに行く人(言葉伝わらなくても)、遠くから様子を伺ってる人、帽子をかぶってないペルーのメンバーに帽子をかぶせにいこうとする人など様々でしたが、最後にはみんな手を繋いで一緒に踊りました。

ペルーのメンバーの方たちは、来日してからの期間も様々、日本語が達者な方もカタコトの方もみえましたが、一風変わったコミュニケーションをするdeco boko BLUESの参加者にも丁寧に受け答えしてもらったり、素朴で温かい人柄の方たちばかりでした。

INTI del Peruの皆さん、紹介していただいた春日井ささえ愛センターさん、ありがとうございました。

カホン試作

明日のワークショップは「小型のカホンを作ってみよう」。
今日は、そのためにカホンを試作してみました。最初に作ってみたのは100円ショップ、セリアの箱を使ってみたモデル。
コンパクトでいいのだけれど、低い音と高い音の違いをあんまり出せません。うーん。

やはりある程度、箱の大きさがいるのでしょうか。箱は自作することに決定。A4サイズにベニヤをカット。
卓上に置けるようゴム足装着。
低音を出すためにバスレフ方式採用。

裏板を補強した方が低音が出るような気がしたので、ブレーシングを追加。

一番苦労したのは、コスト。材料費として400円を設定してましたが、元々はセリアの箱を想定して出した金額。

このハードルが高かったのですが、なんとかギリギリ、収まりそうです。

設計が固まったところで、下準備。12セット作りました。明日が楽しみです。

 

キッチンスペースアップグレード

キッチンが手狭だったので、収納スペースなどD.I.Yしました。

安価な既製品をとも思ったのですが、ぴったりサイズがない(泣)。
今まで調理や洗い物の時、かなり不自由してましたが、少し便利になったかな?

10/13「みんなのステージ」駐車場のお知らせ

10/13「みんなのステージ」の駐車場についてのお知らせです。

建物西側に駐車場があります。(1枚目の写真)
駐車場西の角に、2台分専用の駐車場があります。
建物側に8台分の共用駐車場があります。

臨時駐車場(2枚目の写真/徒歩3分)は「KIMAMA」さんのご好意により貸していただきました。NO.15~20の5台分のスペースがあります。

よろしくお願いします。

お好み焼きを作ろう/カラオケ 2018.10.6(土)/7(日)

お好み焼きを作りました。
土曜日は参加者やや少なめでしたが、その分ゆったりできました。
少しシャイな彼女。だんだん打ち解けてきて、笑い声が時々聞こえてくることも。

写真では片手で切ってますが、その後片手を添えて、力を包丁にうまく伝えて切ってました。

皮むき器を使ってキャベツを細かくしています。

大きな音が苦手で、イヤーマフをいつもつけているRさん。
が、今日はなぜか来てすぐコンガの上にイヤーマフを。

日曜日は打って変わって大にぎわいでした。卵割り係。混ぜ係。 肉切り係。自分の手でやるのはまだちょっと気がひけるのかな。スタッフの手を操作して肉を切っています。

大にぎわいだったせいか、みんなノリノリ。お好み焼きをひっくり返すという、ただそれだけのことに、「さん、にー、いち」「ポテ(ひっくり返す音)」「イェーイ」と歓声。

テンポよく焼き、がっつり食べました。

 

『世界に一つだけの花』

食べる前からカラオケの予定を気にしていたSさん。前回は森進一さんでしたが、今日は参加者の女性に「Sちゃん、ディズニー」とデュエットをリクエスト。しかしSちゃん笑って逃げてます。。
結局一人で男声パート、女声パートを歌い分けていました。Sさんも踊ってくれてました。

『まつり』

今日は同級生と一緒に参加。とっても弾けてました!

今日初対面の方もいましたが、AKBの話題で盛り上がったりして、楽しそうにしてたSくん。マイク向けると遠慮してましたが、一緒に歌おうって誘ってもらってしっかり声出てました。そして、一緒にAKB踊るか?みたいな話にもなっているようでした。

知り合いができたり、話の合う友達が見つかったり。一緒に楽しんだり。
そんな場にちょっと近づけたかなって思えた日でした。

クルマ

人数もボチボチ増え、参加してくれるみんなとも、少しずつ仲良くなって来ました。

今まではいきなり初対面の方と一緒に外出するのは、ややリスク高いかなと躊躇してましたが、活動の幅を広げるため、送迎希望の方の要望に応えるため、クルマを導入することにしました。

人がたくさん乗れる、10人乗りのハイエースやキャラバンとも思いましたが、高い!


そこで狙いを変えて、2000cc、8人乗りの1ボックスにしました。めでたく契約。街で見かけることは少なめのクルマです。

納車が楽しみです。みんなとバーベキューやキャンプ、紅葉や海を見に行ったり、美味しいものを食べに行ったり。

いろんなことできたらいいな。

スタッフのつぶやき

先日初参加してくれた方。実は結構前からの知り合いで、私たちが主催するボランティアの参加者であった。
友達同士で参加した彼は、とても明るく、流行りのTVドラマ、歌手などのモノマネをしては友達とじゃれあい、ふざけあっていた。
ほぼ企画のたびに参加してくれたりしていたのだが、企画の間隔が伸びてしまったり、開催できない年もあった。

しばらく経って、彼が仕事を変えたり、少し苦労しているのかな、ということを耳にした。

deco boko BLUESを開業し、彼と久しぶりに再会した。
挨拶もしっかりできるし、人に気を使ったり、自分から「何か手伝いましょうか」と声をかけてくれる、とても「いい子」である。
ただ気になったのは、前みたいな、弾けるような笑顔がなかったこと。

知的障がいを持っている方の、障がいの程度はとても広い。乱暴な切り方だが、発達年齢だけでも0〜小学生くらいまで。だからと言って、その年齢相応のバランスよく発達するのではなく、記憶はとてもいいけどコミュニケーションがちょっと独特だったり、会話ができるけど文字を書くのが苦手だったり、各個人によって大きく違う。
その中で、「幼さ」と言っていいのかどうかわからないが、言い換えれば「純粋さ」だろうか。それをずっと持っている場合がある。友達と時にはいたずらして笑いあったり、子ども時代に好きだったことをずっと大人になっても持っていたり。

だが、社会の中で生きていく上では、その「純粋さ」をある程度コントロールしていかないと、上手くいかない。それは障がい持っているかどうかに関わらずだけれど。

彼は朝5時台に起き、職場に通う。清掃の仕事を真面目にやっているのだろう。手のひらにマメが出来ていた。「仕事は厳しいです」とも言っていた。
社会の中で認められるよう、一所懸命適応しようとしている。それはそれで、立派なこと。
でも彼の表情が明るくないように見えるのはなぜ?

健常者も同じように「適応」を求められる「オンの時間」がある。社会生活をして収入を得たりするためには、ある程度はしょうがないかな、とも思う。

違いは「オフの時間の選択肢」かなと思う。友達と電話する。グチを聞いてもらう。楽しいことを共有する。飲みにいく。ドライブに行く。美味しいものを食べる。サーフィンをする。旅行する。選択肢はさまざま。
時にはハメを外したり、自分を解放して、バランスを取っているのではないだろうか。

知的障がいのある方の話を聞く限りでは、オフの時間の選択肢は多くない。友達と過ごす時間も休みが合わなかったりして、疎遠になって行くケースが多いように思う。

deco boko BLUES利用の初日。彼は最初は所在なさげに隅の方で座っていた。周りの利用者、スタッフにもとても気をつかっている。
それでもだんだん打ち解けて来て、時々見せる笑顔。初対面の他の利用者と「嵐」や「AKB」の話をしている。
みんなが帰った後も、「まだしばらくここにいていいですか」とスタッフとおしゃべり。
そして「明日も来てもいいですか」って。

楽しいオフの時間、これからも考えていこう。

台風が過ぎて、休み明けの月曜日。元気に仕事に行ってくれていたらいいな。