バードコールを作ろう 2019.6.22(土)/23(日)

バードコールってご存知でしょうか?
読んでそのまま、バード(鳥)をコール(呼ぶ)するものです。
木の枝とボルトを使って簡単に作ることができ、ボルトを回し、木とこすり合わせて出す音が小鳥のさえずりに似ていて、この音で鳥が集まってくるのを楽しむという道具です。

さて、まずは木を切ります。
切るものを手で押さえながら、もう片方の手でノコギリをひく、というのは簡単なようで実は難しい作業。
しかし切るものが固定されていれば、ノコギリをひくことに集中でき、切りやすくなるようです。


踏み台に万力で木を固定。踏み台が動かないように、その上にスタッフが載っています。

みんな真剣です。

ノコギリをまっすぐひく、押さないと、動かなくなってしまったり、刃がくにゃっとなって切れません。
なのでスタッフが手を添えたりしてますが、切っているうちにコツを掴んで「自分ひとりででやりたい」という方も。

木を切ったらサンドペーパーでヤスリがけ。ついついカメラ目線になってしまっています。

穴あけ。電動のドリルもあるのですが、あえてハンドドリルを用意しました。
スタッフはスパナで木をつかんでいます。

こちらはカシメを打つ作業。
ボルトの輪になった部分に革のストラップをつけています。
ちゃんと手元を見ようよー。

色を塗り、ボルトを穴にねじ込んで完成!

色とりどりのバードコールが出来ました。

さて、出来たところで早速バードコールを使って、鳥さんを呼んでみます。

近くの山にも行ってみました。

なんとなく、鳴き声が近づいてきたような…。

この日の昼休み。マッサージが得意な彼女。

そしてカラオケ。

いぇい。

ハンバーグを作ろう 2019.6.16(土)/17(日)

今回はハンバーグ、ロコモコ丼を作ります。

ハンバーグがチーズに隠れてますが、「ロコモコ丼」。

材料はひき肉、玉ねぎ、パン粉、卵、チーズ、レタス、トマト、ケチャップ、ワイン、ソース。

目玉焼きをします。いくつか黄身が崩れちゃってるのはご愛嬌。

みじん切りマシン。紐を引っ張るとあっという間にみじん切りができるスグレモノ。

涙もポロポロ出ます。

レタスをちぎります。

そしてレタスの水を切ってます。

材料を混ぜて…。

こねます。

仲良くこねます。

ハンバーグの形をととのえて…。

焼きます。

チーズをのせて…。

待ちます。

盛り付けます。

いただきます。
そしてご馳走様でした!手前味噌ながら美味しかったー!

お昼からはカラオケをしました。

盛り上がってます。

こちらは「戦国武将隊」のポーズだそうです。

そんな中、似顔絵を描いてるYさん。

奥に写ってる彼女の似顔絵です。
サラサラと、ものの数分で描き上げます。

すごい観察力。実際の表情や髪型を良く捉えている上に、実物通り?実物以上にイケメン、美女に描かれているような….。

おしまい。

ウクレレ講座 2019.6.9(日)

今回のウクレレ講座、テーマは「チューニングしてみよう」です。

ギター、ベース、バイオリン、そしてウクレレ。どれも弦楽器ですが、竿に弦を張って、弾く(撥弦楽器、ギターなど)か、擦る(擦弦楽器、バイオリンなど)ことによって音を出します。

で、弦の張力(どのくらいの強さで弦を張るか)によって音の高さが変わってきます。弦楽器には「ペグ」という部品が竿の頭についていて、そのネジによって音の高さを合わせます。弦が切れたり劣化して交換するときに調節するのはもちろんですが、気温などの要因によってもすぐ音程が変わってしまうときがあり、演奏前はもちろん、曲間にチューニングし直したりすることもザラです。

今回はそのチューニング、をdeco boko BLUESの利用者さんにやってもらいます。

ギターは6本の弦を「ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ」に、ウクレレの場合、4つの弦を「ソ・ド・ミ・ラ」に合わせます。

と説明しようとしたんだけれども、ここで疑問が。
そもそも音階について、どの程度の認識なんだろう?彼ら。「ドレミファソラシド」というのは音の高さを表してる、ってこと、正確でなくても伝わるといいなあ。

ということで、多分知っている可能性の高い、「ドレミのうた」をチューニングする前に歌ってみることにしました。
ドレミのうたは「ドーレミードミードミー」と音階を口に出して歌います。なんてわかりやすい、レッスン初期にバッチリの歌!

みんな、やっぱりある程度歌えるようです。
そして、次の段階として、キーボードを使って「この音は何でしょう?」のクイズ。

何となくだけど、わかってきた方もいるようです。「???」の人もいましたが、かなり基礎的なことですが、楽しく繰り返してった方がいいかな?

チューニングメーターです。
本来であればピアノなりキーボードの音を聴いて、その音に近づけていく、というのがそもそもなのですが、現時点ではちょっとハードル高すぎな感じ。

なのでチューニングメーターを使います。
実際のところ、「ミ」ならばメーター表示では「E」だし(音楽やらない人は知らないですよね、そんなこと)、この弦はこのペグ、どっちに回せば音が高くなって、など「?」だらけだったかなあ。

とりあえず、「音の調節がいります」「調節するにはペグを回します」「チューニングメーターを使います」ってところくらい伝わってたらよしとしよう。

実は今回チューニング講座を講師のしいはらさんにお願いしようと思ったのも、「家でも練習したい」とウクレレを購入した彼女のため。歌ってみたい曲たくさん。
ちなみにウクレレを買ったことやこの写真を、憧れの「K」さんやもう一人の「K」さんに伝えて欲しいとのこと。いつか一緒にステージ立てるといいね。

その後は、「さんぽ」など今までの曲のおさらいをしました。
次回は、一人ずつの演奏をみんなに聞いてもらう、ということをちょっとやってみようかな。そんなことをしいはらさんと相談してこの日は終了。

ペンケースを作ろう 2019.6.9(日)

スタッフにとっては、2度目。
前回の反省として、見本を色々見て、そっから自分の作りたいものを選ぶ、ということをやってみてはどうか、ということで取り組んでみました。

準備したもの
フェルトをこんな風に使えば、こんな感じで飾れるよーってイメージ湧きやすいかなと。


並べて、貼ることで上のどれかが作れます。

こちらは、フェルトに線を描いたもの。切るのは自分でやる人用。

こちらは型紙。フェルトの色を選んで、自分で下線を描く人用。

まあまあ準備に手間取りましたが、結果はいかに。

今回嬉しかったことがあります。
彼女はいつも、割と「ざっとしてる」というか、課題をとりあえず「こなし」、さあ次って感じ。「終わらせること」が目的じゃないんだけどなあ。楽しんでやってるのかあ。スタッフの頭の中にちょっとあった疑問。

そして「選ぶ」というのも苦手。「今日はどんなペンケース作ろう?」って見本を見せたら、迷わず「ギター(のデザイン)にします!」とのこと。

イメージを描いてもらって、「色は何にしよう?」などと相談。
「水色」。どうやら憧れの人のギターをデザインしたいようです。

型紙も作りました。

かわいい!
ところがさらに、「字を入れたい」とのこと。「オベーションってどうやって書くんですか?」
また、フェルトでアルファベットを切り抜くのは難しいなあ、というので、細く切ったフェルトで文字を貼っていったらどうか、と提案。

そして。

時間いっぱいまで使って、素敵なロゴ完成!
もともと音楽は大好きだったのですが、deco boko BLUESに来て、ゲストの方のいろんなギターに興味持って、大好きなミュージシャンができて、物作りはそこまで得意でなかったけれども、その人の使ってるギターをデザインしたペンケースを作った!

今回は、こちら側の用意したデザインのペンケースが多く出来上がりました。
面白くない、その人らしさがない、という見方もあるかとは思います。

白紙とクレヨンを渡されて「好きなもの描いていいよ」って言われて、スラスラ描きはじめること出来るか、ということが難しい人もいます。
そして、さんざん迷った挙句、隣の人のデザインをそのまま使ったり、スタッフにさせよう、ってなったり、適当に早く終わらそうってこともあったりします。

でも、例えばこんなもの作ってみたらどうだろう、こんなやり方があるよ、といった「引き出し」が多くなっていけば、そのうち自分の「イメージするものを作りたい」が出てくるんじゃないかなあ。

そんなことを考えてやってみたペンケース作り2回目でした。

体を動かそう 2019.6.2(日)/8(土)

今回は初の取り組み、「体を動かそう」です。
午後に藤山台にある、グルッポふじとうさんの体育館をお借りして、卓球やバドミントンなどしてきました。

午前中はカラオケ、ダンスをし、一応「体を動かそう」のコンセプト。

まずは準備体操。

ラジオ体操を完璧に覚えてる人多い。みんな好きみたい。

普段動きの少ない彼ですが、俊敏にシャトルを打ち返す姿かっこよかった!

卓球は結構気に入ってる方が多かったようです。

疲れたー!

床に転がしてのピンポン。それもアリ!

バスケットのシュート練習。

真下からゴールを通す、という驚愕のシュートを見せてくれました。

ボール遊び。

知的障がいの方で、学校卒業後に太った、って話をよく聞きます。
また、学生時代の経験なのか「やらされる」ことに抵抗があったりするのか、「運動会嫌い」「体育嫌い」の方も多くいるようです。
また運動神経がいい、という方は少数派です。

でも今回初めてではありますが、「体を動かして遊ぶ」ってこと自体は好きな方が多い、という印象を持ちました。
運動不足気味で、ぽっちゃりしてきた方も多いのは確かです。歩く機会も少なく、自ら体を動かす趣味をしたり、スポーツサークルやジムへ通う方は、かなり少ないんじゃないでしょうか。
でも楽しく体を動かせる機会さえあれば、もっとみんな健康的になれるんじゃないかなあ、という感想を持ちました。

定期的に、こんな活動もやっていきたいと思います。

ペンケースを作ろう 2019.6.1(土)

今日はペンケースを作ります。
といっても一から作るのはちょっと大変。今回はキットを使います。

フェルト製のペンケースに、色んな色のフェルトやボタンを貼ってデザインしていきます。

型紙でフェルトに線を描いて、切っていきます。

事前の予想で、どんなデザインにするか、迷う人の方が多いだろうなー、と思ってたのですが、予想的中。
写真の彼女のように、自分のイメージ、デザインでサクサク作ってく人は少数派。

イメージはセーラームーンだそうです。

星や花の形にカットしたフェルトシールで、カラフルに仕上げました。
こっち側にたくさん貼った後、もっと貼りたい、となって、裏面は車のイラスト。

彼はこのTシャツがお気に入り。なので「宇宙人&UFOペンケース」。

自分の作りたいって気持ちを大事にして、出来るだけ本人の力でやれるだけやってもらいたいな、って希望はあります。
でも人によっては、例えば塗り絵のように、作るべき、決まった「枠/型」があったほうが参加しやすい人、とりあえずやっつけ的に早く作業を終わらせたい人もいます。出来るだけみんなに参加して欲しいので、そのタイプをある程度想定して、準備をしました。

可愛いペンケースになりました!

キラキラのビーズやマニキュアが大好きな彼女が作ったのは、カラフルボタンいっぱいのペンケース。いつも持ってきているチョロミーのぬいぐるみと記念撮影。

「四角デザイン」が多いと思いませんか?
もともと、みんなに分けるために四角くカットしたフェルト(さらにそこから自分の好きなものを切り出してもらうつもり)を準備してたのですが、それを見てなのか、ある一人が大きなフェルトから四角を切り出しました。

で、その彼はその四角をそのまま貼り付け。それを見ていた数人も、同じようなデザインに。

いろんな見本をもっと準備しておいても良かったかも、とは思いました。
ま、これはこれでいいんだけどねー。

最近、カホンとシンバルを買いました。
みんながカラオケで歌ってるのを盛り上げるために、スタッフが曲に合わせて叩いてました。
そこに集まってきて、人気のシンバル。