毛糸のボンボン作り 2019.4.6(土)/7(日)

「ボンボン」ってわかりますか?
ニット帽のてっぺんについている「アレ」です。
便利な世の中になったもので、100円ショップでキットを売っていたりもします。

まずは好きな色の毛糸を選んでもらいました。
それから大きさ選び。大中小のキットを準備しました。

こちらは、半円状のプラスチックを使ったキットです。グルグルグルグルひたすら巻いていきます。

こちらはハンドルがついている方。半円状の型を使いづらかった方はこちらでやってみました。

十分巻いたところで、上下をカットします。

中央部を毛糸で結んで、毛糸を型から外します。
「入れ歯みたい」とポーズ。

そのままでは、丸い形にならないので、床屋さんの要領で、ハサミでカットし、形を整えていきます。

フェルトを貼ったりしてもOK。
まっくろくろすけ?ブタさんの出来上がり。

大好きな「アナと雪の女王」のカラーだそうです。

多分利用者さんあるある、なんですが、ハサミで切るのが得意、好きな方がたくさんいます。チラシを細かく切るのが好き、とか。
また、毛糸の手触りが気持ちいいいのと、床屋さん的カットの面白さ、そんなことがあって、みんな参加してくれて、手前味噌ですが結構いい取り組みになったんじゃないかなって思いました。

毛糸のボンボンの発展シリーズもできそうです。またやりたいなあ。

ゲスト演奏「あべまりこ」さん・「THbuddies」さん 2019.3.31(日) PM

平成30年度最後の日。
この日はゲストも豪華2本立て。最終日だからというわけでもありませんが…。

「あべまりこ」さん。ウクレレ弾き語りの女性デュオ。
あべさんとまりこさんで「あべまりこ」さん。「アヴェ・マリア」のイメージからの命名だそうです。

しっとりと聞き入っています。

二人の透き通るような歌声、ハーモニーにウクレレの優しい音色。
みんなの好きなジブリ曲、カーペンターズの曲などを披露していただきました。

「THbuddies」さん。
ツインボーカル、ツインギターの4人組。
太い声と歌唱力抜群のコーラス、ギターのリフ、ソロなど聴きどころいっぱいでした。
斉藤和義さんの曲や、エリッククラプトンの洋楽を中心に。
「オトナのちょっとドロドロとした恋愛」の曲なんかも。

みんなお馴染みの曲、というのはほとんどなかったにも関わらず、集中途切れてない!
「Wonderful Tonight」では引き寄せられてるような感じがあったし、「Sunny」では自然に体が動いたりもしてたようです。

アンコールでは、今日のゲスト全員と、スタッフ田中も一緒に「フォーチュンクッキー」。マイクを手にして歌ったり、前に出てきて踊ったり。

この日、deco boko BLUESご利用希望の見学者2名、音楽を観覧に来てくれた方3名も一緒に楽しんでいただきました。
大賑わい、大はしゃぎ。
みなさん、ありがとうございました。

ちらし寿司を作ろう 2019.3.31(日) AM

今日はまあまあ利用者さん多めの12名。年度末最終日。
縁起良く「ちらし寿司を作ろう」ってわけでもないですが、ちらし寿司の日。

出来るだけ多くの方に調理に参加して欲しいと思ってますが、意欲や作業のスピードはそれぞれ違います。

物作りのワークショップなどは一人に一人分の材料があるし、出来るだけ全行程に関わってもらうことができるのですが、調理ではなかなかそういうわけにいきません。

deco boko BLUESのスタイルとして、毎回企画が違うし、利用者の組み合わせも違う。ある程度の見通しがないとカオスな状態になったり、待ち時間ばっかり長すぎたり、あるいは人によっては仕事が全然回ってこない状態になってしまったりしてしまいます。

なので、最初に材料や工程を黒板に書いて、「〜をやりたい人ーっ」て聞いて、それぞれの担当を決めます。

サーモン担当。

きゅうり担当。彼女は自分の切り方がこれでいいのかどうか、何回も確認しながら。

卵焼き担当。

カニカマほぐし係。

自分の切った材料を、人数分のお皿に分けていきます。

最終仕上げは各々で。奥の方は、スマホで料理の写真を撮っているものと思われます。

「完成でーす!」美味しくいただきました。

キリンビール工場見学 2019.3.30(土)

今日のお出かけは社会見学。キリンビール名古屋工場(愛知県清須市)に行ってきました。
人とアルコールの関わりは古く、紀元前8500年からとも言われています。
身近なアルコールと言えばそう、ビール。ビールについて見識を深めに行ってきたいと思います。

行きの車内の風景。車内は賑やかです。

あっという間にキリンビールに到着。

工場に隣接するレストラン「BREWER’S HOUSE(ブルワーズハウス)」にて昼食。

手前は「Wチーズバーガー」。奥は「ローストビーフベジプレート」。美味しかった。次回は他のメニューも食べてみたい。

二人はとっても仲良しさん。変顔を競ってました。

工場見学ツアーまでの待ち時間のロビーにて。
自分の顔をプリントアウトできる「スマートカットカートン」や、不思議な写真を撮れるコーナーがあったりします。

さあ。工場見学開始。まずは原料の説明です。

麦芽を食べれるコーナーです。ほのかに甘みがありました。
ここでは「ホップ」の、バラバラにした時の香りを嗅いだりもしました。

キリンと言えば「一番搾り」。その「一番搾り麦汁」と「二番搾り麦汁」の味見をできるコーナーがあります。発酵前なので、まだアルコールは入ってません。
うん。甘い。味も違う。

自分の思っていた味と違っていたのか、急いでお茶で口直しをするSさん。

そしてお待ちかね、試飲コーナー。アルコールを飲まない、飲めない方のためにノンアルコールビール、ジュースもあります。
今回の参加者は11名でしたが、ビールを希望されたのは2名。

彼らはもういっぱいおかわりしてました。
それを隣で見ていた同年代のSさんも、つられて?ビールを。

そんなこんなで、ビール工場見学、思いっきり楽しんできました。

実は、こうした取り組みは初めてだったのですが、利用者さん達がどこまで興味を持ってくれるかな?という不安も少なからずありました。
多少の好奇心がないと、楽しめないんじゃないかなーという不安。

ところが、「deco boko BLUESご一行」についていただいたキリンビールの担当のガイドの方(女性)の説明に、男性陣食い入るように聞き入っています。
そして「ビールを貯蔵するタワーの大きさを表す廊下」があるのですが、「泳ぐような気持ちで進んでください」という説明に、みんな歩きながら平泳ぎ。
ノリが良すぎです。

しかし質問を受け付けるコーナーで「黒ビールはなんで黒いんですか?」という質問をしてたりもあって、ガイドさんだけに興味があったわけでもなさそうです。
麦芽を食べたり、匂いを嗅いだりの体験が出来て、またホスピタリティの素晴らしさもあって、とても楽しく工場見学を終えることができました。

帰り車内。試飲をされた方は気持ちよくお休みになっておられました。