ウクレレ講座 2019.6.9(日)

今回のウクレレ講座、テーマは「チューニングしてみよう」です。

ギター、ベース、バイオリン、そしてウクレレ。どれも弦楽器ですが、竿に弦を張って、弾く(撥弦楽器、ギターなど)か、擦る(擦弦楽器、バイオリンなど)ことによって音を出します。

で、弦の張力(どのくらいの強さで弦を張るか)によって音の高さが変わってきます。弦楽器には「ペグ」という部品が竿の頭についていて、そのネジによって音の高さを合わせます。弦が切れたり劣化して交換するときに調節するのはもちろんですが、気温などの要因によってもすぐ音程が変わってしまうときがあり、演奏前はもちろん、曲間にチューニングし直したりすることもザラです。

今回はそのチューニング、をdeco boko BLUESの利用者さんにやってもらいます。

ギターは6本の弦を「ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ」に、ウクレレの場合、4つの弦を「ソ・ド・ミ・ラ」に合わせます。

と説明しようとしたんだけれども、ここで疑問が。
そもそも音階について、どの程度の認識なんだろう?彼ら。「ドレミファソラシド」というのは音の高さを表してる、ってこと、正確でなくても伝わるといいなあ。

ということで、多分知っている可能性の高い、「ドレミのうた」をチューニングする前に歌ってみることにしました。
ドレミのうたは「ドーレミードミードミー」と音階を口に出して歌います。なんてわかりやすい、レッスン初期にバッチリの歌!

みんな、やっぱりある程度歌えるようです。
そして、次の段階として、キーボードを使って「この音は何でしょう?」のクイズ。

何となくだけど、わかってきた方もいるようです。「???」の人もいましたが、かなり基礎的なことですが、楽しく繰り返してった方がいいかな?

チューニングメーターです。
本来であればピアノなりキーボードの音を聴いて、その音に近づけていく、というのがそもそもなのですが、現時点ではちょっとハードル高すぎな感じ。

なのでチューニングメーターを使います。
実際のところ、「ミ」ならばメーター表示では「E」だし(音楽やらない人は知らないですよね、そんなこと)、この弦はこのペグ、どっちに回せば音が高くなって、など「?」だらけだったかなあ。

とりあえず、「音の調節がいります」「調節するにはペグを回します」「チューニングメーターを使います」ってところくらい伝わってたらよしとしよう。

実は今回チューニング講座を講師のしいはらさんにお願いしようと思ったのも、「家でも練習したい」とウクレレを購入した彼女のため。歌ってみたい曲たくさん。
ちなみにウクレレを買ったことやこの写真を、憧れの「K」さんやもう一人の「K」さんに伝えて欲しいとのこと。いつか一緒にステージ立てるといいね。

その後は、「さんぽ」など今までの曲のおさらいをしました。
次回は、一人ずつの演奏をみんなに聞いてもらう、ということをちょっとやってみようかな。そんなことをしいはらさんと相談してこの日は終了。

ペンケースを作ろう 2019.6.9(日)

スタッフにとっては、2度目。
前回の反省として、見本を色々見て、そっから自分の作りたいものを選ぶ、ということをやってみてはどうか、ということで取り組んでみました。

準備したもの
フェルトをこんな風に使えば、こんな感じで飾れるよーってイメージ湧きやすいかなと。


並べて、貼ることで上のどれかが作れます。

こちらは、フェルトに線を描いたもの。切るのは自分でやる人用。

こちらは型紙。フェルトの色を選んで、自分で下線を描く人用。

まあまあ準備に手間取りましたが、結果はいかに。

今回嬉しかったことがあります。
彼女はいつも、割と「ざっとしてる」というか、課題をとりあえず「こなし」、さあ次って感じ。「終わらせること」が目的じゃないんだけどなあ。楽しんでやってるのかあ。スタッフの頭の中にちょっとあった疑問。

そして「選ぶ」というのも苦手。「今日はどんなペンケース作ろう?」って見本を見せたら、迷わず「ギター(のデザイン)にします!」とのこと。

イメージを描いてもらって、「色は何にしよう?」などと相談。
「水色」。どうやら憧れの人のギターをデザインしたいようです。

型紙も作りました。

かわいい!
ところがさらに、「字を入れたい」とのこと。「オベーションってどうやって書くんですか?」
また、フェルトでアルファベットを切り抜くのは難しいなあ、というので、細く切ったフェルトで文字を貼っていったらどうか、と提案。

そして。

時間いっぱいまで使って、素敵なロゴ完成!
もともと音楽は大好きだったのですが、deco boko BLUESに来て、ゲストの方のいろんなギターに興味持って、大好きなミュージシャンができて、物作りはそこまで得意でなかったけれども、その人の使ってるギターをデザインしたペンケースを作った!

今回は、こちら側の用意したデザインのペンケースが多く出来上がりました。
面白くない、その人らしさがない、という見方もあるかとは思います。

白紙とクレヨンを渡されて「好きなもの描いていいよ」って言われて、スラスラ描きはじめること出来るか、ということが難しい人もいます。
そして、さんざん迷った挙句、隣の人のデザインをそのまま使ったり、スタッフにさせよう、ってなったり、適当に早く終わらそうってこともあったりします。

でも、例えばこんなもの作ってみたらどうだろう、こんなやり方があるよ、といった「引き出し」が多くなっていけば、そのうち自分の「イメージするものを作りたい」が出てくるんじゃないかなあ。

そんなことを考えてやってみたペンケース作り2回目でした。

体を動かそう 2019.6.2(日)/8(土)

今回は初の取り組み、「体を動かそう」です。
午後に藤山台にある、グルッポふじとうさんの体育館をお借りして、卓球やバドミントンなどしてきました。

午前中はカラオケ、ダンスをし、一応「体を動かそう」のコンセプト。

まずは準備体操。

ラジオ体操を完璧に覚えてる人多い。みんな好きみたい。

普段動きの少ない彼ですが、俊敏にシャトルを打ち返す姿かっこよかった!

卓球は結構気に入ってる方が多かったようです。

疲れたー!

床に転がしてのピンポン。それもアリ!

バスケットのシュート練習。

真下からゴールを通す、という驚愕のシュートを見せてくれました。

ボール遊び。

知的障がいの方で、学校卒業後に太った、って話をよく聞きます。
また、学生時代の経験なのか「やらされる」ことに抵抗があったりするのか、「運動会嫌い」「体育嫌い」の方も多くいるようです。
また運動神経がいい、という方は少数派です。

でも今回初めてではありますが、「体を動かして遊ぶ」ってこと自体は好きな方が多い、という印象を持ちました。
運動不足気味で、ぽっちゃりしてきた方も多いのは確かです。歩く機会も少なく、自ら体を動かす趣味をしたり、スポーツサークルやジムへ通う方は、かなり少ないんじゃないでしょうか。
でも楽しく体を動かせる機会さえあれば、もっとみんな健康的になれるんじゃないかなあ、という感想を持ちました。

定期的に、こんな活動もやっていきたいと思います。

ペンケースを作ろう 2019.6.1(土)

今日はペンケースを作ります。
といっても一から作るのはちょっと大変。今回はキットを使います。

フェルト製のペンケースに、色んな色のフェルトやボタンを貼ってデザインしていきます。

型紙でフェルトに線を描いて、切っていきます。

事前の予想で、どんなデザインにするか、迷う人の方が多いだろうなー、と思ってたのですが、予想的中。
写真の彼女のように、自分のイメージ、デザインでサクサク作ってく人は少数派。

イメージはセーラームーンだそうです。

星や花の形にカットしたフェルトシールで、カラフルに仕上げました。
こっち側にたくさん貼った後、もっと貼りたい、となって、裏面は車のイラスト。

彼はこのTシャツがお気に入り。なので「宇宙人&UFOペンケース」。

自分の作りたいって気持ちを大事にして、出来るだけ本人の力でやれるだけやってもらいたいな、って希望はあります。
でも人によっては、例えば塗り絵のように、作るべき、決まった「枠/型」があったほうが参加しやすい人、とりあえずやっつけ的に早く作業を終わらせたい人もいます。出来るだけみんなに参加して欲しいので、そのタイプをある程度想定して、準備をしました。

可愛いペンケースになりました!

キラキラのビーズやマニキュアが大好きな彼女が作ったのは、カラフルボタンいっぱいのペンケース。いつも持ってきているチョロミーのぬいぐるみと記念撮影。

「四角デザイン」が多いと思いませんか?
もともと、みんなに分けるために四角くカットしたフェルト(さらにそこから自分の好きなものを切り出してもらうつもり)を準備してたのですが、それを見てなのか、ある一人が大きなフェルトから四角を切り出しました。

で、その彼はその四角をそのまま貼り付け。それを見ていた数人も、同じようなデザインに。

いろんな見本をもっと準備しておいても良かったかも、とは思いました。
ま、これはこれでいいんだけどねー。

最近、カホンとシンバルを買いました。
みんながカラオケで歌ってるのを盛り上げるために、スタッフが曲に合わせて叩いてました。
そこに集まってきて、人気のシンバル。

バーベキュー 2019.5.26(日)

ジャジャン。
バーベキューしてきました。人気の企画?二日連続ご利用の方も数名。
今回も土岐市「陶史の森」へ。

前回とても暑かったので、タープを3つ購入。運ぶためのキャリアも含め、設備投資頑張りましたー。
荷物満載の車の写真がなくて残念。
タープのおかげで、快適です。

機材のほか、ソフト面での前回からのバージョンアップとして、お肉や野菜を種類ごとにあらかじめテーブルごとに分けておく、グループも決めておく、などなど。

奥のテーブル、サポートしてくれたスタッフ曰く「みなさん紳士でしたー」。
中央の女子の皆さんのテーブルは、おしゃべりしながらゆっくり食べてます。

そしてお肉大好きグループ。
グリルからスタッフが少し目を離す(例えばカメラを向けられて、ポーズをとるくらいの瞬間でも)と、いくつかお肉がなくなっています。
出来るだけ自分たちで自由に、とは思うのですが、ほぼ「なま」でもオッケーだったり、食べる量にばらつきが出ちゃったりするので、スタッフのサポートが欠かせません。

男性3人揃って「おかわり」をカメラマンに伝えてるようです。何度かおかわりはしたのですが、肉を焼いてるスタッフに「もうおしまいねー」と言われ、ならばと別のスタッフにもう一回「おかわりチャレンジ」をしたのかな。

とめたり、「待って」ばっかりでは楽しくないよなー、ということで、「自由キャベツ」をたくさん準備しました。生でも、好きなだけ食べてもオッケーな「自由キャベツ」。

食後は軽くお散歩に。
動物を見に行ってきました。

羊に草をあげるのは、人によってはとても楽しかったようです。

deco boko BLUESを利用し始めてまだ数回の彼女。
すぐに建物に入れなかったり、フードを深く被って隠れてしまったり。
まだ賑やかな輪の中には入っていけない様子。

お肉を食べ終わって、半数くらいのメンバーが散歩に行ってる時のこと。

突然、楽しそうに踊りを披露。
その後スタッフに、「ダンスを習ってて今度発表する」ってことを教えてくれました。
徐々に、打ち解けていってくれてるのかな?まさにダンシングコミュニケーション!

おしまい

ゲスト演奏「そらまめ」さん 2019.5.25(土)

今日のゲストは何度もお世話になっている「そらまめ」さん。

ヴィオリラ/ボーカルのそらちゃんと、ギター/ボーカルのまめちゃんの二人組のユニット。
deco boko BLUESの予定表では「アットマーク」と書いてしまいましたが、「そらまめ」さんにもう一人セバちゃんが加わったら「アットマーク」です。

「雪の華」「季節の中で」「若い広場」「恋の予感」「真っ赤なスカーフ」「宇宙戦艦ヤマト」「真夏の果実」などを演奏していただきました。

指弾きながら、はっきりとした輪郭の音のアルペジオを弾くまめちゃん。
まめちゃんの大ファンの利用者さんがいるのですが、この日どうしても予定が合わず欠席。残念。選曲も彼女が好きそうな曲も入れていただいただけに、次回に期待です。

ヴィオリラのそらちゃん。ピックで弾いたり弓を使ったりできるヴィオリラという楽器の使い手。
裏メロやオブリガードをこのヴィオリラで弾くのですが、聴き入ってしまいました。

「若い広場」の「ポンポンポン」ってところをみんなで歌ったりもしたのですが、それに合わせてお腹を叩いているうちに、だんだん嬉しくなってきちゃった方もいたり。

実はもう一組「Wぴーす」さんもゲスト出演の予定だったのですが、この日は諸事情でキャンセル。次回、楽しみにしています。

「そらまめ」さん、素敵な演奏をありがとうございました。

ハーバリウム作り 2019.5.12(日)/25(土)

ハーバリウムってご存知でしょうか?
実は私は全く知らなくて、しかも何回も「バーバリウム」と言ってしまう始末。

英語ではherbariumと表記し、本来は植物標本という意味だそうです。
せまい意味では、瓶に花などを入れて、オイル漬けしたもので、おしゃれなインテリアになるもの、という感じでしょうか。

そしてこの時期にハーバリウム、そう母の日が5月にあります。

本来なら、本物の花かドライフラワーと、オイルを使って作りたかったところですが、材料費の関係で造花と洗濯のりで代用しました。

造花を切って、瓶に詰めていきます。

洗濯のりを入れていきます。

母の日のメッセージカード。

リボン結びが得意な彼女。みんなの分のリボンをつけてくれました。
ラッピングして、メッセージカードをつけます。

お母さんたち、喜んでくれたかな?

午後のカラオケとか昼休みのあれこれ 2019.5.12(日)~19(日)

記事の中で紹介しきれなかったあれこれです。

なぜか始まった腕相撲大会(5/12)。

白川公園にて(5/15)
看板の虎が怖くてブルーになってたあの日(5/15)

午後のカラオケ(5/18・19)

嵐を歌う男子たち
パプリカを踊る女子たち
ヘッドセットマイクロフォンをつけての熱唱

ガラスで小物を作ろう 2019.5.18(土)/19(日)

以前にもやったことがある、みんなに人気のガラスフュージング

今回も講師に古川さんをお招きし、こんなアクセサリーを作ってみました。

ピンセットで色のついたガラスを選んで、透明なガラスにのせていきます。

こちらは「ミルフィオリ」というもの。ガラスでできた金太郎飴、ってイメージでしょうか。

並べ終わった後、専用ののりで、軽く固定します。
それを電子レンジを使った「窯」に入れて数分で….。

こうなります。
また、窯で加熱する時間を工夫することで、

こんな作品を作ることもできます。
そして今回は作品をもう一つ。

透明のコップに磨りガラス状の動物のシルエット。
サンドブラストでなく、薬品を使っての加工です。

動物の形に切り抜いたカッティングシートをガラスのコップに貼ります。

剥離紙を剥がすとフニャフニャになり、貼りにくいので、あらかじめくり抜いた部分にマスキングテープを貼って補強しておきます。

くり抜かれた動物の部分に薬品を塗り、10分ほど放置。
その後薬品をこそぎ取り、洗ってシールを剥がせば…。

はい出来上がり。
「私猫ちゃんがいいの!」描きたい動物のシールがない、とのこと。急遽イラストを描いてもらい、アートナイフでシールを作ったりもしました。左のコップ、彼女のイラストです。
普通に猫の絵を描くのではなく、ちゃんとシルエットってことをわかって描いてくれたようです。
コップもそれぞれお持ち帰りできるようにすればよかった。
それはまた次回。

木下大サーカス観覧 2019.5.15(水)

木下大サーカス名古屋公演に行ってきました!

平日限定ではありますが、福祉招待券を頂きました。
彼は織田信長の家紋入り手ぬぐいを頭に巻いて気合十分。
彼女はテントに描かれた虎のイラストを見て怖くなってしまい、しばしブルーに。

開演前。平日にも関わらずほぼ満席に近い状態に。
電灯の照明が織りなす陰影、木のベンチの上のビニールの座布団。昭和レトロ感に私自身はワクワク。

昔の見世物小屋的な(行ったことありませんが)雰囲気。休憩時間にはモナカ売りのお兄さんもいました。

サーカスの公演そのものは撮影できないので残念ですが、二人ともすごく楽しめたようです。彼女が怖がっていたライオンショーも「檻があるから大丈夫だった」とのこと。
ハラハラドキドキしました!

サーカスの帰りに昼食。彼、彼女のリクエストはラーメン。
ドキドキしてお腹も減ったー!

エアフロントオアシスでちょっと休憩。飛行機の写真は撮れなかった…。
あ、でも一機の離陸は見れました!

実はまだ、招待券が残ってます(平日限定、6/7まで)。
平日お休みだったり、有給をとってでも行きたいって方、いかがでしょう?
希望者が1名でも行きます!