バターを作ろう 2019.1.26(土)/27(日)

今回はバターを作ってみました。
バターは牛乳から作られてますが、市販の牛乳(ホモジナイズされたもの)を使って作ることはできないそうです。
なので、生クリームを使ってバター作り。
簡単な作り方紹介の動画を見た後、ひたすら生クリームを入れた容器を振ります。

かなーり振ります。疲れます。
集中力、体力が途絶えてしまう方もちらほら。
短い人で、20分くらい振り続けました。

振り始めは、とろりとした「生クリームが入ってるな感」。
すぐに、中がホイップした状態になり、「もっさり感」に変わります。

ひたすら振るのは疲れます。そこでBGMをアップテンポなものに。
その効果あってかどうか、振っている感覚が突然変わります。
いきなりの「シャビシャビ感」。
脂肪分と水が分離し、バターが突然出現。

パンは買っておいたもの。
早速試食。

瓶を振りながらだんだん眠くなり寝てしまう、途中で中身が気になり、蓋を開けたら生クリームを味見したくなってしまった、といった方もいましたが、みんな無事バター完成。
味も美味しい。パンにたっぷり塗りたくなる、そんなバターができました。

1.27の午後に誕生会をしました。
1月に誕生日を迎えた方、今日はなんと4名。ケーキを見るともうニッコニコの方もいました。

ゲスト演奏「かにえあきのり」さん 2019.1.20(日)

今日(1/20)の午後は「かにえあきのり」さん。
ゲスト演奏できていただくのは2回目です。

今日は童謡「靴が鳴る」「ないしょ話」「證誠寺」などの演奏していただいたり、利用者さんも参加しての「ことばあそび」をしたり。

童謡のメロディに気持ち良くなって?

「かにえさんの三味線は津軽三味線ですか?」ということが気になっていた彼女。かにえさんに三味線のいろいろを教えていただきました。
色々な流派や使われ方(長唄/小唄/地唄/民謡など)があり、それぞれに歴史があって、使われる三味線も種類がある、とのことでした。例えば屋外で大きな音を鳴らす津軽三味線は大きな音が出ます。
ちなみにかにえさんの三味線は地唄用とのこと。

歌で参加

数年前、他の福祉事業所でかにえさんに会っていた方がいることも判明。
その時のことをとっても良く覚えていて、その時に演奏していた「月の砂漠」をリクエスト。

終盤は、一緒に歌ったり打楽器を使ってみんなで参加。
だんだん盛り上がり「宴もたけなわ」であっという間の1時間。

かにえさん、ありがとうございました。

もちでピザを作ろう 2019.1.19(土)/20(日)

お正月といえば「もち」。でももうお雑煮とかぜんざいは食べ飽きてしまってるのでは、と考えての「もちでピザ」。やってみました。

最初に、ボードに材料(玉ねぎ/ピーマン/ウインナーなど)を書き出して、「やりたい人ー?」と担当を決めます。
やりたがりの人もいれば引っ込み思案の人もいます。
目についた材料を片っ端から「やっつけて」行きたい人もいて、ある程度担当を決めとかないと、なかなかにカオスな状態になることもありました。

玉ねぎの皮をむいています
それぞれの得意分野を
かなり真剣
ジャガイモを小さく切っています

「もちでピザ」のキモはお餅を薄く切ることと、隙間なく並べていくこと。
1日目である19日(土)はお餅の分量や、焼いて膨らんだらくっつくんじゃない?という見通しの元の上記写真。

こちらは2日目の写真。薄く切った餅も十分に準備しました。とっても丁寧に並べています。

スタッフが「ピザ生地」をひっくり返したのを見て、次は「私がやります」と志願。緊張の面持ちの結果は?

上手く行きました。
その後、彼はなぜか「エアーひっくり返し」をしてはニヤッとしていました。

19日の午後の1コマ

ウクレレ 2019.1.13 pm

今月から、新たな取り組みに挑戦してみたいな、とやってみました。
それは、ウクレレの演奏。
ハンドベルでも打楽器でもなく、ウクレレ。
しいはらさんに講師をしてもらいます。
人によってはやや難易度高いかも、とも思いましたが、それでもやってみよう!

まずは導入に、しいはらさんの歌とウクレレ、それに合わせて娘さんのフラダンス。みんな、やってみたいって思ったかな?
それとも自分が弾く、とは思ってないかな?

一人一台づつのウクレレを持って来ていただきました。
ギターはサウンドホールのあたりを弾くんですが、ウクレレの弦を弾く場所。はギターでいう12フレットあたり(ボディとネックの接合部付近)なんですね。

ポロンポロンと弾く練習。
簡単なようで、なかなかむずかしいんです。
ウクレレを脇に固定するとか、左手は弦に触れないようにネックをちゃんと持つ、とか、軽やかにポロン、とすることも。

一箇所、オレンジのマークを押さえるだけで「Cコード」の所を教えてもらい、みんなで色んな曲に合わせてみます。
だんだん、だんだん形になりつつある?

手先が器用でなかったりして、「自分は出来ない」と思い込んでる方は多いです。
この取り組みでも、無理に楽器が弾けるようになる、と教えこむつもりもありません。
でも、音を鳴らして楽しい、とか、ちょっとの進歩が自分にも必ずあって、それは嬉しい、ということなど伝わったらなって思ってます。

月に一回、続けてくぞー。
しいはらさん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

書き初め 2019.1.13(日) am

午前は書き初めをやってみました。前回と同じく、どんな文字、絵を書くか考えてもらいます。

悩み中。居眠り中。
おふざけ中
心を静かに、墨をすって
前回「うすずみ」になってしまったので、今回は長めに頑張ってもらいました
ひたすらすっています
最初は寝てた彼、どうやら自分の名前を書こうとしてたかな?
彼も起きました。「おはよう」ではなく、こちらも自分の名前
大好きなスタッフの名前かな?

大好きな「あなとゆきのじょおう」と書きたかったみたいです。でも下書きのメモには「あなと」まで。
筆を止めて彼女は待っていて、続きを書く?と聞いたらこっくり頷いて、スタッフの渡したメモを何度も見て、最後まで書き上げました。

アクアトト 2019.1.12(土)

12日もアクアトトに行って来ました。
スタッフは連続でのアクアトトですが、メンバーの顔ぶれは前回(1/6)とは違ってます。日程はほぼ一緒。
なので到着したらすぐに腹ごしらえ。

メニュー決めもいろいろ。
最初から「これっ」て決めてる人。悩みに悩み抜いていつもと同じもの選ぶ人。
価格が選考基準の多くを占める人。

カツ丼の人
ラーメンの人
リクガメはあったかい室内に。
魚も見ますが、水の流れを楽しんで見ていました
面舵いっぱーい!
ピラルクー?
どこに隠れてるか、探すのも楽しみの一つ
アシカショーも見ました

今回の外出、deco boko BLUESに来ているみんなにどんな所行きたいか聞いて決めました。
来月はどこ行こーね?

アクアトト 2019.1.6(日)

新年最初の外出は、岐阜県は各務原市「世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ」に行ってきました。

春日井からおよそ1時間。下道を車2台で走らせます。
車内で楽しそうに談笑する人、すぐに寝てしまう人。
正月にお出かけしたことを楽しそうに話しながらのドライブ。
前の車の後部座席から振り向いて手を振っています。

あっという間に到着。すぐに水族館へ。もとい、食堂へ。アシカショーの時間との兼ね合いで、早めのランチ。

お腹いっぱいになったところで、いざ水族館へ。

スマホで写真撮ってます
小さな水槽の生き物の写真も撮ってます

どこにいるのかなあ
さらに写真を撮っています
船長さん
船員さんたち
一旦外に出ておやつ
アシカショーの後に

水槽一つひとつの写真を撮っていた彼。
魚の動きをじーっと見ていた彼女。
ヤモリを見て「ワニ?」「噛む?」とスタッフに質問していた彼。

魚とかにあんまり興味ないけど、おしゃべりを楽しんでいる彼女。
水槽の前で片言で「サカナ」、次の水槽で「カエル」と呟いていたり。
カワウソのことはどうなのかなって聞いて見たら「ネコ」(笑)。確かに身近な動物の中では似ているかも。

アシカショーで、「まりんちゃん」の大きな声が怖くなり?、ガラス越しにショーを見てた彼。

「気持ちわるーい。きゃー」って乙女になってた彼女。
出店が気になって気になって、おやつをいっぱい食べた彼。帰りに「おもちゃ」とぬいぐるみを欲しがってたけど、食べ物でほぼ財布を使い切ってしまったので買えなかった。

そんなこんなでのアクアトト。
魚も人も多様性があって、楽しい。

書き初めをしよう 2019.1.5(土)

本年最初の活動は、やはりお正月ということで、書き初めをしました。
せっかくやるならば本格的に、と硯(すずり)で墨をすります。
書きたい文字は、それぞれが好きな言葉、ものなどを考え、候補をいくつかメモして、その中から書く言葉を選んでもらいました。

ひたすらすっています
なんて書こうかな
2作目です。1作目は「りんご」でした
楽しんでますねー

そして出来た作品。みんな次々書きたい、と何枚も素晴らしい作品が出来たのですが、一人一枚ずつ、一番の「お気に入り」を選んでもらいました。

「好きな言葉書いてみよう」と言われても、なかなか思い浮かばない方もいます。ある方はアニメが好き、ということを聞いていたので「ONE PIECE」「NARUTO」の登場人物の名前をスタッフ側がメモに書いて、選んでもらおう、などやってみました。でも反応はイマイチ。「書かされた感」が出てしまいます。
もう一回誘って筆を渡してみると、彼が書いたのは….。

「山形県」

彼と「山形県」の間にどんなつながりがあるのか、今もって謎ですが、改めて、みんないろんなこと考えてるんだなあって思いました。

私自身は習字が苦手で(書のまち春日井出身なのにゴメンナサイ)、子供時代は夏休み冬休みの宿題、授業の時間はむしろ「嫌い」な方でした。
そんな私であったので、今回の企画、利用者さんにとって面白いものになるのかな、時間が余ってしまったらどうしよう、などと心配していました。
でも蓋を開けて見たら、みんな楽しんで書いていたり、意外な「言葉」にほっこりしてるうちに、私自身も「何か書いてみよう」って思えた、そんな1日となりました。

忘年会 2018.12.29(土)/30(日)

2018年最後の活動日、鍋パをしました。

野菜をザクザク切っていきます
しめじをほぐしています
水菜を料理バサミで
煮え上がるまでの間に食器を拭いてます
完成。ごった煮気味(笑)

味はキムチ鍋と寄せ鍋の2種類。

いただきます(その1)
いただきます(その2)
いただきます(その3)

たくさん食べた後は、カラオケを。年末らしく忘年会らしく盛り上がりました。

「女々しくて」をやってます
締めは「エビカニクス」のリクエスト。デコボコならこれでしょ。との声。

そんなこんなで、2018年を締めくくりました。
今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

みんなのステージ by OK’s 2018.12.24(月・祝)

この日は地域活動支援センターとしての活動ではなく、OK’s(オッケーズと読みます)の活動場所をdeco boko BLUESが提供する、という形での企画です。

deco boko BLUESでは一般の方向けの「みんなのステージ」を月に2回開催しています。今回は「みんなのステージ CHALLENGED バージョン」として、障がいのある方を主役にした企画です。
地域活動支援センターdeco boko BLUESに登録している方だけではなく、広く門戸を開き、より多くの障害のある人、子どもと共に音楽を楽しめたら、という目的で企画しました。

ちなみに、OK’sは10年前くらいからやっているボランティアグループで、障がいのある子たちと雪遊びに行ったり、ラフティングをしたり、餅つきをしたりといった活動をしてきました。今回の企画はOK’sとして63回目となります。

オープニング
ゲスト①「JIMS BAND」

イェーイ

オープニングを飾るにふさわしい、迫力のバンド演奏でした。
「学園天国」ではみんなも大盛り上がり。
ちなみにボーカルの石ちゃん、deco boko BLUESに何度か遊びに来てくれたりしています。

あっちゃん(リコーダー)

堂々とした立ち姿

キロロの「未来へ」と「コンドルは飛んで行く」を演奏しました。
リコーダーの音色に、客席も耳をすまして聴いていました。
彼の人柄を表すような素朴な音色。ジーンとくるものがありました。

ゲスト②「ヤンチャなアッちゃん」

クリスマスカラーのアッちゃんとヤンチャのギター

ギターパフォーマンスがかっこいいヤンチャ(本日誕生日だったそうです)と、透き通る高音と、体全体を使ったパフォーマンスのアッちゃん。「愛燦燦」などのヒットナンバーを歌っていただきました。
実はこの日アッちゃんは喉を痛めていて、急遽キーを下げたり、それでもなんとか頑張って出演していただきました。
昨年放送された「なんでも鑑定団」に出演したときの「鑑定額〇〇万円」の看板も持って来てもらってみんなビックリ。

遠山周平さん(ピアノ)

アーティストの顔ですね

「スペイン」「ハンガリー狂詩曲第2番」を演奏しました。
すっとステージに来て、さらっと弾き始める。演奏中の真剣な表情とは対照的に、1曲目と2曲目の間の照れた顔、演奏を終えた後の笑顔が印象的でした。

樋口夕起さん(歌)

デュエット

歌が大好きな夕起さん。『愛が生まれた日』を披露。
一緒に歌っててわかったのですが、完全に女性パートの部分「だけ」を歌っています。ハモリにつられることもなく自分のパートをしっかりと。
当然歌詞も全部覚えています。
舞台に動じることもなく、物怖じしない、堂々とした発表でした。

本城裕希代さん(ギター)

家からかぶってきたサンタの帽子

deco boko BLUESに来るようになってから、家で眠っていたギターに再度挑戦するようになった裕希代さん。こまきフォークジャンボリーに続き、2回めの発表。今回は『島人ぬ宝』。「間違えたらどうしよう」と心配しつつも、ステージ上ではちゃっかり客席に「イーヤーサッサ」の合いの手を要求してました。
前回よりもかなりリズミカルになり、ほぼ暗譜していたようです。
「イーヤーサッサ」のコールもあって、客席と一体となったステージになりました。

大橋龍(ウクレレ)

普段は柔和な顔の龍くん。真剣な表情もイケメン。

本日最年少の発表者です。『銀河鉄道999』を
実は彼は「みんなのステージ」に過去2回立っています。
この曲はテクニカルなインスト曲。聴くたびに上手になっていて、ビックリ。

ゲスト③「アットマーク」

衣装でも楽しませてもらいました

ヴィオリラ、カホン、ギターのユニット。すでに数回deco boko BLUESで出演してもらってます。演奏もとても素敵でしたが、ステージ上で風船を作ったり、プレゼントをみんなに用意してくれていたりして、盛りだくさんのステージでした。セバちゃん渾身のクリスマスソング(英語)も新鮮でした。

「風船サンタさん」(セバちゃん作)

あみちゃん(ダンス)

『ようかい体操第一』を踊っています。以前deco boko BLUESに遊びにきて、この曲を踊った時から、deco boko BLUESの利用者さんにも人気者のあみちゃん。ダイナミック。ハイパー。インパクト。

みんなで「エビカニクス」もやりました

ゲスト④「ネブクロ」

立ち姿だけでも魅せます

ボーカルの明さんとギターの賢祐さんのユニット。
明さんは楽器を持たないスタイルなのですが、動きで魅せる、盛り上げます。
昭和歌謡、いいですね。オリジナル曲も披露していただきました。
ステージ上だけでなく、客席にいる時から、楽しく場を盛り上げてくださりました。

『上を向いて歩こう』で大団円。

 その後、ちょっとしたクリスマスプレゼント抽選会をやり、出演者の方の伴奏に合わせ、みんなで『上を向いて歩こう』を歌い「みんなのステージ by OK’s」終了。

 まだまだ決して上手、とまでいかなくても、この日に向けて練習してきた発表には心打たれるものがありました。また、それを温かく受け入れてくれた観客の方達。ゲストの方も、楽しませる工夫をすごく凝らしていただいた上に、みんなと一緒に楽しむ姿、笑顔。この瞬間「音楽がそこにあった」と感じています。

 見にきてくれた方、出演してくれた方、手伝ってくれたボランティアさん、ありがとうございました。