スマホスピーカーを作ろう 2019.8.10(土)/18(日)

今回のお題はこれ↓。

スマホスタンド兼スピーカーです。
電気的な仕組みではなく、下部がホーンになっていて、下にスピーカーがついてるタイプのスマホだと、2〜3割音量アップ!

材料は木。今回は木工です。

電動糸のこぎりを使い、木の板を切っていきます。
電動工具を怖がる方が多く、スタッフが手を添えています。

切り終わったら、バリを取ったり表面を滑らかにするために、サンドペーパーがけ。

そして、接着。
木工用ボンドを使いますが、接着時間が長いので、接着後、釘打ち機を使って固定しました。

さらに磨いて…。

ちょっと柄をつけたりして、完成!

ひと昔前、知的な障がいのある人でパソコン操作できる人は、ごく一部だった気がします。
今、deco boko BLUESに来てる利用者さん、自分用のスマホを持っている人もいるし、持ってなくても家族のスマホやタブレットを操作する方は多くいます。動画を見たり、音楽を聴いたり。写真を撮ったり、調べ物をしてる方もいます。

スマホスタンド、使ってくれると嬉しいなあ。


うなぎの巻き寿司を作ろう 2019.8.12(月)

今年もやはり暑い夏。夏バテ対策といえば、そう「うなぎ」。
そのうなぎを使って、巻き寿司を作ってみました。

日本には「土用の丑の日」にうなぎを食べてスタミナを、という習慣があります。
で、「土用の丑の日」とはいつ?どんな意味なのでしょうか。
今年は7/27日がその日だったそうです。

土用(どよう)とは、五行に由来する雑節である。1年のうち不連続な4つの期間で、四立立夏立秋立冬立春)の直前約18日間ずつである。俗には、の土用(立秋直前)を指すことが多く[1]、夏の土用の丑の日にはを食べる習慣がある。(Wikipediaより)

「土用」の期間にある十二支の丑の日が、「土用の丑の日」となるそうです。

ウンチクはともかく、当日の様子です。

こちら、すし飯担当です。すし酢を混ぜ込み、その後蒲焼のたれを入れます。

きゅうり班。卵焼き班の写真撮る余裕ありませんでした。ゴメンナサイ。

巻き簾に海苔をしいて、すし飯をのせ、きゅうり、卵、うなぎを乗せます。
1人2巻ずつ作ったのですが、片方は予算の関係で「あなごの巻き寿司」になってしまいました。

ぎゅっ、ぎゅっと握ります。

完成写真がなくてゴメンナサイ。
その後、包丁で切って出来上がり。
お吸い物と一緒に美味しくいただきました。なかなかの人気で、あっという間に食べ終わってしまいました。スタミナ⤴️出来たかな?

ゲスト演奏「カマカニ・ケ・アロハ」さん 2019.7.28(日)PM

この日のゲストは「カマカニ・ケ・アロハ」さん。
グループ名、衣装からわかる通り、ハワイアンのバンドです。

利用者さんにも馴染みのある選曲を多くしていただき、だんだん盛り上がっていきます。

レイ(首飾り)も貸していただきました。

最近ウクレレを購入し、練習しているMさん、一緒にステージに立っちゃってます。ステージ前では「フラ」の振り付けを教えてもらっています。

とっても「のせてく」のが上手な「カマカニ・ケ・アロハ」さん。
みんなどんどん楽しくなっちゃって来てます。

ラストはみんなで踊って大団円。

ハワイアン以外の曲も多かったのですが、ハワイアンの曲もみんなとても楽しそうでした。
ハワイアンミュージックとdeco boko BLUESのみんなの相性、とってもいい気がします。ゆったりしたテンポとか、もともと踊りが好きなこともあるし、わかりやすい振り付け(手をゆらゆらさせて波みたいな)なんかがポイントなのでしょうか?

カマカニ・ケ・アロハさん。とても楽しいひと時をありがとうございました。

七夕風ちらし寿司を作ろう 2019.7.27(土)/28(日)

7月7日は過ぎてしまいましたが、季節感を大事にした料理を作りたいな、ということで、七夕風ちらし寿司です。

どこが七夕風かというと、織姫と彦星を作ります。また、オクラで星を、桜でんぶで天の川を表現します。

今回は参加者も工程も多いので、「ちらし寿司班」「錦糸卵班」「野菜カット班」「織姫彦星班」に分けてやってみました。

こちらちらし寿司担当。

錦糸卵班。卵を割り、混ぜてホットプレートで焼き、切るところまで。

野菜カット&織姫彦星班の様子です。

織姫彦星は、きゅうりの台座にウズラの卵をのせます。
織姫はハムで、彦星はピーラーで薄切りにしたキュウリを、着物のようにウズラの卵に巻きつけて、パスタで刺して固定します。
そして、カットしたのりをウズラの卵に貼り付けて顔を作ります。

ここで問題が。27日は良かったのですが、28日のメンバー。
最初の1個目が上手に出来ず「出来ないー」ってブワッと泣き出してしまった彼女。もう一人の彼女も「むずかしい」って机に突っ伏してしまう。

「こじらせ女子」的な?

まあ、初めてやることだから、最初から上手くいかなくても全然平気。
大丈夫大丈夫、できるよー、一緒にやろーと、慰める、励ます、おだてて。

ジャーン。やや異星人チックではある。星だからいっかー。

こちらお吸い物担当。

盛り付けはみんなでしました。

そして完成!

なかなかにドラマチックな製作過程でしたが、なんとか食事までこぎつけました。
量はやや多めってところでしたが、「ご飯多過ぎ」と食べ終わってから泣き出した姫、「私ちらし寿司食べれないんだけど」(←結局買い物行きたさに食べた)という姫もいた、七夕ちらし寿司Dayでした。

ゲスト演奏「HEROES」さん 2019.7.21(日)

今回のゲストは「HEROES」さん。なんとdeco boko BLUESと同じく、地域活動支援センター「ゆうゆう倶楽部」の利用者さんとスタッフで構成されたグループです。

ステージの衣装のテーマは「ヤンキー」だったそうです。
WANIMAの「やってみよう」から始まりました。

deco boko BLUESの利用者さんも盛り上がってきました。

「やさしさに包まれたなら」「アイデア(星野源)」「まちがいさがし」「カントリーロード」「オー・シャンゼリゼ」「サザエさん」などの曲を披露していただきました。

deco boko BLUESの利用者さんとのコラボ。

最後は入り混じって。

同じ春日井の事業所なので、利用者さん同士、出身校が一緒だったりします。「〜さん知ってる?」って話で盛り上がったりもしていました。

deco boko BLUESスタッフと学生服の彼、かなーり昔に顔を合わせていたことが判明。
ボランティアで雪遊びに行った時の、最年少の参加者だった!立派に成長していました。

HEROESさんのチラシです。
deco boko BLUESのみんなも、バンドやりたいって人出てきたらいいなー。

HEROESさん、楽しい時間をありがとうございました。

アイロンビーズ 2019.7.20(土)/21(日)

「アイロンビーズやりたい」ってことを言っていた利用者さんがいたので、今回やってみました!

言い出しっぺの彼の作品。マリオカート!なかなかの大作。

苦戦したこと、色探し。彼女はピンクと黒で全部作りたかったんじゃないかなあ。

細かい作業にイラっときて、「できなーい」って怒りかけることもあったけど、やっぱり作りたかったようで、最後までやりきった方がいました。

ピンセットなしで全て完成した方も。やってみるとわかりますが、ピンセットなしでは超難しい。器用さにびっくりです。

アイロンがけ。

20日の作品。

21日の作品。

2日間やってみての感想ですが、思った以上にみんな根気強く、集中できてました。
また、最初は「めんどくさーい」って言っていたのに、1つ作り終わると、「もう一つ作る!」って方も。
「やってみたい!」が出てくること、それが嬉しい。

広島風お好み焼きを作ろう 2019.7.15(月)

この日は海の日。海といえば魚。魚といえばポニョ。ポニョの舞台は広島県。
というわけで広島風お好み焼きを作ります。

いわゆる「お好み焼き」と「広島風お好み焼き」の相違点は何でしょうか?
相違点①キャベツをざく切りではなく、千切りにする。というわけで、キャベツを千切りにしています。

相違点②お好み焼き粉ではなく、小麦粉を使う。ちょっとトロトロめな気がします。

相違点③焼きそばをお好み焼きの具として使用する。

相違点④もやしを使う。
相違点⑤焼き方。具をもりもりに乗せてひっくり返した後、ヘラでペッチャンコにします。ここが一番大きな相違点かもしれません。

相違点⑥卵を生地にまぜこまない。
ペッチャンコに焼いたお好み焼きに焼きそばを乗せ、卵を割り入れてまたひっくり返します。

出来上がり。

いただきまーす。

みんなたくさん食べました。広島を、海をイメージできたでしょうか?!

ウクレレ講座 2019/7/14(日)

ウクレレ講座、いつもはグループレッスン的に、譜面を見ながらみんなで練習曲を弾いてます。

彼はウクレレ初参加。ちゃんと歌詞と譜面を追いかけて、そのコードの部分の指板を押さえる。最初からほぼ出来ててびっくり。
普段の彼の姿から、想像できなかった力でした。

ウクレレ講座も回数を重ねてきました。それぞれどのくらい弾けるようになったんでしょう?それに、弾き語り体験してみたらどうだろうって考えて…。

ステージで弾き語りをやってもらいました。やってみたい人ー?って聞いたら、ほぼ全員。

スポットライトも点灯。

こちらリズム隊。
ウクレレにはあまり興味なくても、何らかの形で参加してくれるのは嬉しい。

ウクレレ、どのくらいみんなが興味持ってくれるのか、覚えてくれるのか、スタッフとしてやや疑問を持ってたところがありました。
期待しすぎて、押し付けるのもちょっと違うし、でもきっと難しいだろうって最初からあきらめるのも違う。

今回、ほぼみんながステージに上がりたいって希望してくれたことと、みんなが一生懸命弾き語りしてくれたこと、そしてスタッフが思ってた以上に力をつけてたこと。
ちょっと感動してしまいました!

ライブに行こう 2019/7/13(土)

この日は春日井市民会館で行われた、「DO!ミュージック 40th Anniversary Live」に行ってきました。

スタッフTも「チャカポンズ’71」として出演してます。

利用者さん、他のバンドの演奏でもノリノリでした。
やっぱり音楽好きなんだなあ。

ラストの曲、「パプリカ」の時に、みんなもステージに上がってもらってダンス。みんな盛り上げてくれてありがとー!

「JIM’S BAND」さん。deco boko BLUESのイベントでも出演してもらった本格派バンド。ボーカルの石ちゃんはdeco boko BLUESに何度も遊びに来てくれた、みんなの人気者。
このバンドの演奏でも盛り上がりました。

deco boko BLUESを立ち上げて、もうすぐ1年になります。
この事業所の内容として、「音楽」が常に身近にあるような活動ができたらいいな、と考えてました。私自身が音楽が好きなこともありますが、音楽やダンスが大好きな利用者さん達がいっぱいいます。

私自身の音楽との付き合い、その中で「DO!ミュージック」という楽器店との出会い、そこから広がった音楽仲間があって、deco boko BLUESのイメージを膨らますことができました。

先代の「DO!ミュージック」の店主さんは、約1年前にお亡くなりになってしまったのですが、生前、病の床から私の起業を応援していただきました。事業所のステージにある機材のいくつかをご寄贈していただいたりもしました。

先ほどの石ちゃんを始め、ゲスト演奏に来ていただいた方達も、音楽を通して知り合った仲間。ゲストの皆さんも、利用者さんたちと出会って音楽仲間。

事業所を立ち上げ、利用者さんも少しずつ増えて、こんな風にみんなと一緒にステージに上がれた日。とっても幸せでした。

ボウリング 2019.7.7(土)

2月に続き、またまたボウリングに行ってきました。
前回と同じく昼食はボウリング場から歩いてすぐ行ける距離の黒潮さん。

「がっつり」腹ごしらえをしてから向かいます。

さあ、スタート!

真剣に、狙いを定めて!

ストライクやスペアが出た時の、仲間同士でのハイタッチ!など撮れればいいのですが、なかなかタイミングよくシャッター押せなくて残念。

それぞれのフィニッシュポーズ!

このボウリング場では、レーンごとのディスプレイに名前と得点が表示されます。
取り組みとして、勝ち負けを競ったりしてるわけではないのですが、自分が勝っているか負けているか、すごく気にする方がいました。

彼女はボウリング初体験。なので、経験者より点数が低くたって、しょうがないんじゃ…?とも思うのですが、表情が曇り、拗ねてしまって自分の番が来てもなかなかボウルを投げる動作に入りません。
励まして、励ましてなんとかゲームを続けることは出来ました。

幼い時代、僕自身もそういう傾向ありましたが、勝ち負けも、悔しさも含めて、楽しめたらいいなあ。
時々?たまたまストライクが出た時の気持ち良さとか、その時の友達とのハイタッチとか、今度こうやって投げてみよっかなって研究とか。

みんなの結果をプリントアウトしてもらえるので、渡してます。
大事に持って帰り、お家の方に「今日こんなことしたー」って話したりする人も。

後日談。
当日拗ねてた彼女。お仕事がお休みの日に、友達と人生2回目のボウリングに行ってきたそう。

みんなのいろいろな楽しみの、きっかけ作りになってたとしたら嬉しいな。