今日の午後のゲストは大竹和美さん。
実はスタッフ田中とは所属しているバンドを通しての旧知の仲です。
最近は「二胡」の演奏活動の多い大竹さんですが、今日は「箏」を演っていただきました。
演奏の前に「箏(こと)」についてのちょっとした説明。
読みは同じ「こと」ですが、「箏」と「琴」は全く違う楽器。
柱(じ)という、ギターでいうブリッジが可動式なのが「箏」、柱がないのが「琴」だそうです。
ボディは桐で出来ていて、中空になっています。
知っているようで知らなかった世界。勉強になります。
今回演奏していただくのは「箏」の方です。
こんなプリントも用意していただきました。
各パーツを竜に例えた名称になっています。
最初に「春の海」を演奏していただきました。
日本のお正月にはお馴染みとなった曲です。
箏の曲のほか、ユーミンの「春よ来い」も演奏していただきました。イントロのメロディが、箏の音色にとても合っていました。
曲の合間に調律?します。
その間にちょっとした質問コーナーがあったのですが、
「(箏は)いくらするんですか?」と、なかなか聞きたくても出来ない質問も飛び出しました。
「みんなはいくらくらいだと思う?」と何人かに予想価格を質問してみました。
かなり正解に近い方もいました。
みんなのよく知っている「世界に一つだけの花」で演奏は終了。
その後、なんと、箏を触らせていただきました。滅多にない経験。
なぜかニコニコにこにこして弦を弾いている方もいました。
今時のワカモノたちですから、流行りの曲が大好き。
なので「箏」の曲とかどのくらい集中できるかな、と心配してたところもありました。でも演奏が始まると、みんな静かに聞き入ってました。
演奏も素敵でしたが、興味を惹きつけるMCも上手で、利用者さんともすぐに仲良しになる大竹さん。ありがとうございました。
今度は二胡の方もよろしくお願いします。